指定種別 | 国指定史跡 |
員数 | 1基 |
所在地 | 久光(ひさみつ)111-2 |
指定年月日 | 昭和53年5月6日 |
管理者(所有者) | 筑前町 |
文化財の状況 |
6世紀の2段築成の円墳で石室の幾何学文の装飾を持つ。 2重の周溝を持つ2段築成(ちくせい)の円墳ある。径49m、墳丘(ふんきゅう)径35m、高さは復元前2.5mを測る。内部主体は、複室の横穴式石室で玄室の腰石(こしいし)部のみ残っていた。残存している石室の全面に赤・緑色で〇・◎・△の幾何学文(きかがくもん)の装飾(そうしょく)が施されている。 また、墳丘や周溝から盾持武人(たてもちぶじん)埴輪などの形象(けいしょう)埴輪や円筒埴輪・朝顔形円筒埴輪・柵形(さくがた)円筒埴輪が多量に出土した。 平成12年度に古墳公園として周辺を含めて整備し、毎年、秋に装飾石室の一般公開を実施している。 |